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久々の投稿は店舗のリニューアルのお知らせです。

須磨区多井畑にあったお店から移転し、

「パティシエ ニシカワ ケンジ」改め「ザ・ケーキラボ」として須磨区妙法寺へ移転して、

早2年半が過ぎました。

社会福祉法人きらくえんの施設内に店舗を移し、同法人様の

「ノーマライゼーションヴィレッジ構想(多世代共存のまちづくり)」が実現されつつある中、

より、その想いに沿う店名は「パティシエニシカワケンジ」に戻すこと。でした。

自分が自分らしくスイーツと福祉との垣根を越えることで実現する新しいまちづくりに協力できればいいなと考えております。お店の看板等のロゴには「ノーマル」というきらくえんの理念の象徴のロゴもはいります。

それに伴い、近日中にこちらのサイトを閉鎖いたします。今後はパティシエニシカワケンジで検索していただければ、公式サイトがヒットいたします。

今後とも、ご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。


皆さんこんにちは、ケーキラボ.西川です。

今日は栄養成分表示についてお話したいと思います。

栄養成分表示とは下の画像の赤い四角で囲った部分のことです。

加工食品に表示されているよく見かけるやつです。


今日も低糖質についてお話をしたいと思うので、今日はこの栄養成分表示の赤線の部分について、お話したいと思います。

もうお気づきの方もいらしゃると思いますが、赤線部分二箇所あって、一つ目が

「糖質4.59g」

その下に

「エリスリトールを除く糖質2.2g」

と表記してあります。

どういう意味か??


わかりにくいですよね〜、

これについて今日はお話したいと思います。

まず、全体の糖質量が「4.59g」あります。そのうち、「エリスリトール」という物質を除いた糖質量が「2.2g」

ということです!!


いやいや、説明になってないですよね、すいません。


まず、エリスリトールとはなにかというと

エリスリトールとはメロン、ブドウや梨などの果実や醤油・味噌・清酒などの発酵食品に含まれている天然の糖アルコールで希少糖の一つに分類される。(ウィキペディア引用)

要するに人工の物とは違って、「天然の糖アルコール」、天然由来の甘味料です。

その糖アルコールとはなにかと言いますと、

糖アルコールとは砂糖や水飴と同じ「糖質」の仲間ですが、

1.熱・酸・アルカリに強い

2.微生物の栄養源になりにくい

3.消化吸収されにくい

など砂糖や水飴とは異なる特長を持っています。

そしてその「3.消化吸収されにくい」レベルが血糖値やインシュリンレベルにも影響しないほどの吸収率なんです。


なので、このエリスリトールは尿中にほぼ100%排泄されるので、栄養成分表示にも、エリスリトールを除いた糖質量を記載することで、、血糖値やインシュリンに影響する糖質量を表示している。ということなのです。


皆さん、こんにちは。

ザ・ケーキラボの西川です。

この記事のタイトルの

「低糖質なんて興味ない!」と思っていたの、、、私自身のことです。

最初はそうだったんです。


今、私どもの仕事に関して大変お世話になっている会社のひとつに

「株式会社 京乃晴れ姿」という京都のブランドがあります。

ちなみに京乃晴れ姿様のHPは↓

私に低糖質スイーツを教えてくださった会社です。

京乃晴れ姿の岡林社長と出会ったのは5年前、「神戸セレクション.7内覧会」

の時、パティシエニシカワケンジとして「ショコラダムール-抹茶-」を展示していた時、お声をかけてくださいました。

当時は「京乃晴れ姿」をお立ち上げになられる前で、「株式会社 鈴木本店」という菓子問屋さんの代表取締役のお名刺を頂戴しました。

(ちなみに鈴木本店は約100年続く老舗の菓子問屋さんです!)

そして、又後日、京都からわざわざ須磨にお見え頂き、お話する機会を頂戴しました。

その時、「京都のホンモノ、ええもんをさすが京都やな!これが京ものか!!って言われるような、妥協しないこだわりの物作りたいねん!!」とおっしゃられていました。

そしてそこから構想数年、「株式会社 京乃晴れ姿」をお立ち上げになられました。

「西川さん!やっとできましたよ!こだわりの自社ブランドが!うちのブランドのお菓子を

作ってください!!」と嬉しいお言葉を頂戴しました。

私でよければと、神戸セレクション.7で認定されている「ショコラダムール-抹茶-」を京乃晴れ姿バージョンでお作りすることになりました。

それが「ショコテリネ-抹茶-」です。

京都宇治田原産の抹茶をふんだんに使った抹茶テリーヌです。

そして、そこから色々な商品開発を共にさせて頂くこととなり、そこで頂戴したテーマが

「低糖質スイーツ」でした。

「京の晴れ姿のコンセプトのひとつに"美と健康”があります、そこで、低糖質の商品開発を

したい」というご依頼でした。

 そこで商品開発を始めたのが「ショコテリネ第二弾!低糖質チョコレートテリーヌ」でした。これは「神戸セレクション.6」に認定されている、ウチの看板商品「ショコラダムールの低糖質バージョンです。

 しかし、砂糖を甘味料に代替えしただけでは、味も悪く、商品にはなりませんでした。

当時の私は、甘味料の特性も知らない状態でしたので、失敗も当然でしたが、

1番の原因は


「パティシエとしてとにかく美味しいケーキを作りたい、糖質制限をされている方が

自分が作ったスイーツをご褒美として食べてもらいたい。」


という思いでした。

低糖質のスイーツを作ることに抵抗があったのです。

なので、それ以上の研究をしようとせず、糖質の高い材料を糖質の低い材料に


"代用する'='妥協する'


ということが嫌だったのです。

本当恥ずかしい話です。

 それでも何度も何度も、担当の森井さんは京都から足を運んで来られ、色々な甘味料をお持ちになられたり、甘味料の開発までされました。

そして、なかなか低糖質スイーツに取り組まない私に色々な低糖質商品や原材料をお持ちになられる日が続きました。

そんなある日、私の職人魂に火をつける出来事がありました。それは他社で販売されている

'低糖質プリン'でした。

「これ低糖質プリンなんですけど、食べてみてください」

また低糖質かー、どうせ低糖質はそれなりの味なんやろ、、、

そんな気持ちで試食した時、衝撃が走りました。

「うまい!!これが低糖質ですか?」

正直ショックというか悔しいという気持ちでした。

低糖質で美味しいケーキなんて無理と決めつけていたのが、こんな美味しい物ができるのかと、正直「負けたくない」というプライドに火がつきましたw

「絶対、他では作れないくらい糖質を抑え、どこよりも美味しい低糖質スイーツを作ったる!」というただの負けん気で

低糖質のショコラダムールの開発に再チャレンジしました。

そこで甘味料の特性や温度により変化する物性についてなど様々な試作をし、

今まで使っていた粉類も食物繊維に替えるなど、試行錯誤をし、完成したのが

「ショコテリネ-ラカンカの甘み-」です。


これは1本(約15カット分)まるまる食べても糖質11gというかなり糖質を抑えながらも、

チョコレートをブレンドし、カカオの余韻がたのしめるチョコレートテリーヌになっています。

その後、女性に人気の「フラップジャック」というイギリス菓子をベースにしたグラノーラバーを低糖質化し、更に低糖質のプリンの開発にも成功しました。



しかし、だんだん低糖質商品が増えてくると、一つの葛藤がありました。

それは、低糖質を推奨する商品があるが、もちろん全てではない、今まで通り、

糖質を抑えていない商品もあり、それは低糖質の分野から見ると

ある種「毒」を販売しているようなことではないか?という感情です。

それで、一時は低糖質スイーツを店で一緒に販売するのはやめよう。

という考えにいたりました。


しかし、


京乃晴れ姿の森井さんのおかげで、糖質制限について知識を深める機会が増え、

「低糖質スイーツとそうでないスイーツの共存」

ができることを知りました。


もちろん、毎回の糖質量を制限するというストイックな糖質ダイエットをしたいという方や、糖尿病で1回の食事で摂取できる糖質量が決まっているという方もいらっしゃいますが、

健常者の方が糖質制限をされるにあたり、ストレスを感じずに、糖尿病予防や、ダイエットや

アンチエイジングのためにという方に「1日のトータル糖質摂取量を制限する」というライフスタイルの提案です。


具体的に例をあげると、

「朝食で糖質の高いパンを食べたから、お昼は葉物サラダ中心の糖質の低い食事にしよう」

「ランチで糖質の低い食事メニューにしたから、おやつはケーキ一つ食べよう」

「今晩は美味しいディナーを食べるから、ケーキは半分だけにして、明日のおやつとで2回に分けよう」

また、ケーキラボの低糖質スイーツなら、こんなこともできます。

「低糖質プリンと低糖質チョコテリーヌなら今日は2つケーキが食べれるわ」

「ランチは糖質制限をしたくない、(または仕事の関係でできない)が、ケーキラボの低糖質スイーツと夜の糖質制限でスイーツが気兼ねなく食べれるわ」

といった具合です。

その日によって、低糖質か、そうでないか、選んでいいのです!!

そしてケーキラボに来れば、それが実現できます(^o^)

そしてそれは健康や、美容など、その他さまざまな効果が期待できます。

皆さんに正しい糖質制限の知識を身に着けていただき、是非実践して頂きたいです。

ダイエットをされている方にとってお菓子を食べた時、

「ついつい食べてしまった」という罪悪感さえ残りますが、

そんなことも一切ありません!ストレスフリーですwww

糖質制限ダイエットでの死亡例など、メディアでは良くない事例が起こると、なんの知識もなくただバッシングしたりしますが、そんな危険なことではありません。

正しく糖質制限ダイエットをすれば、とても健康的に美しく痩せることも可能です。

そのあたりはまたの機会にご紹介できればと思っております。


最後に、京乃晴れ姿の岡林社長、森井さん、興味なかったなんて言ってすいません!

これからもご愛顧のほど、よろしくお願い致します。




ザ・ケーキラボでこの度、低糖質スイーツの販売をはじめました。

商品ラインナップは

・低糖質プリン

・低糖質フィナンシェ(プレーン/チョコ)

・低糖質割れチョコ

そしてパティシエニシカワケンジの看板商品

ショコラダムールも低糖質バージョンが完成しました。

今後も沢山の低糖質スイーツを続々と販売していきます!!

ケーキラボの低糖質スイーツの特徴はなんといっても

糖質量が"驚くほど”低い!!

そして

美味しいです!!

最近コンビニやスーパーで低糖質スイーツを見かけますが、

その糖質量は4g〜多い物では9g(エリスリトールを除く)というのがほとんどで、

味も「低糖質だから、味は二の次!!」といった商品がほとんどです。

しかし、ケーキラボの低糖質スイーツの糖質量はなんと、

1食あたりなんと「2g前後」(エリスリトールを除く)なのです!!

1食あたりのこの糖質量は2型糖尿病で糖質制限をされてる方にもオススメできます。

その上本当に美味しいです!

スイーツは嗜好品なので、美味しくないと意味がありません。

なので、味にもとことんこだわっています!

糖尿病の方だけではなく、、、というかむしろ、健常者の方にオススメしたいです。

近年、医学の発達により、血管や肌の老化に体内に摂取された糖の酸化が原因であることが

判っています。

これは、アンチエイジングや動脈硬化や心筋梗塞、その他にも色々な予防につながるのです!

糖質制限による効果については又改めてご紹介したいと思います。

糖質制限で、美と健康を!


KOBE須磨きらくえんは、高齢者の住宅サービスや保育園や学童ホーム、障害のある方の就労支援、賑わいのまちづくりをすすめ、子ども、シニア、障がいのある方など、すべての人々が交流できる多世代共生の場づくりを構想しています。

the CAKE LAB.は福祉施設と連携し、福祉の分野を超えた取り組みを行い、

ケーキが加わることで人々がつながり、ひとつの円になるように…

ひとつの街ができあがっていく…。

the CAKE lab.がそんな街づくりのランドマークになればいいな。

ケーキを通して人と人とが繋がっていく。

そんなケーキ店を作れたらいいな。なんて思っています。

KOBE須磨きらくえんの「げんき須磨」に2017年12月7日にオープンした

「the CAKE lab.」は「みんなで作るケーキ店」をテーマにしたケーキ店です。


みんなで作るケーキ


例えば、材料にこだわり、未来を担っていく子供たちの「食育」をテーマにケーキを作ったり、ワークショップを開催したり。


地域のみんなが笑顔になるケーキ


大切な方やご家族、或いは気の合う仲間へのお祝いやお土産のケーキ


他では決して味わえない、個性豊かなケーキ達が皆様のお越しをお待ちしております。